2012年11月07日

大事な 血液の話 鉄欠乏性貧血 知識編

花1107.jpg

ごく身近な人(女性、50歳)が
健康診断の
血液検査で極度の貧血(鉄欠乏性)と言われました
勤め先から対処するよう言われたので
かかりつけの医者に相談すると
再検査として便潜血検査をしました
(そうすると婦人科以外は分かるらしい)
(母親が大腸癌で亡くなっていることもあったので)

検査結果は問題無かったので
鉄分を直接からだに摂る方法として
鉄剤の静脈注射を週1回程度行うこととなりました
鉄分がからだに蓄積されてくるまで
しばらく様子を見ることになります

さて
ここからは知識編です

「鉄欠乏性貧血」は女性に多いと言われます
なぜなら、もともと女性は月経による定期的な出血があるので
基本的に少なくなるからです

では
「鉄欠乏性貧血」は
どのように起きるかを説明しましょう

(風が吹くと桶屋が儲かる的に説明すると‥)

体内から鉄が不足すると、赤血球が作れなくなります
(性格には、その細胞内のヘモグロビンという血色素)

赤血球が不足すると、酸素を体内へ運べなくなります

酸素が運べなくなると、つぎのような自覚症状が出てきます

だるい、疲れやすい、ねむ気が起こる、呼吸困難な感じが出る、顔色が悪くなる
さらには
心臓が血液を送ろうとしてがんばるから、動悸を感じる(心臓の動きが気になる)
そういった貧血症状が出てきます

わたしも、普段から血液循環について力説していますが
せっかく循環がよくなっても
もとの血液が貧しかったら台無しですね

冒頭の女性は
「そう言われてみれば‥」
「半年前から、疲れやすくて、階段を上るとドキドキしたり」
「仕事は、朝さあやろう!って行って、頑張れるんだけれど、家に帰ると、やたらだるくて眠気におそわれたりしていた」
とのことです

血液検査で鉄欠乏性貧血という結果が出た場合
医師はまず、優先順位としては、命に関わることから確認します

まず、消化管出血を伴う悪性腫瘍等を疑いました
その疑いが晴れたら
次の原因として、月経過多(女性)や過度の偏食・ダイエットなどを疑いました
これは、主治医だったので、知っていて除外されました

そして
重篤な病気は隠れていない、という判断を下し
治療として、鉄剤の投与を行いました

経口剤は胃への刺激が強いので、静脈注射を選択するケースが多いようです

加えて生活指導としては
毎日少しずつ鉄分を補給しましょうということで
バランスの良い食事と
その吸収を助けるビタミンCの摂取などを勧めました

ちなみに、鉄を含む食品には、こんなものがあります

レバー、赤身肉や、アサリ、シジミ、牡蠣(カキ)
まぐろ、かつおや、うなぎ、たまご、乳製品

ひじき、青のりや、パセリ、小松菜
切り干し大根や、大豆食品などです

以上
本日は
「鉄欠乏性貧血」について
勉強させていただいました


本日の話に登場した女性は
わたしのカミさんです

きょう買い物から帰って
「ねえ、ねえ」といって見せました
ミロ.jpg
見ると「鉄」の表示が‥



posted by ogawan at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体(からだ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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