2013年05月28日

甘党の女房が

甘いものがあれば幸せ、という女房が
しばらくキッチンの近くの棚に置いて読んでた本が、これ
私の前にポンと置いて
「もう、読んだから、いいよ。これ読むとねえ、和菓子屋さんに行きたくなっちゃうよ」だって。

画像-0092.jpg


本好きな私は
1冊を集中して読むことは
よほど、のめり込まないと、ないのであります
だいたいは数冊を家と店に置いており
気の向いたときに手に取り
仕事や勉強、研究の合い間とか、ひと息入れたい時に、(はたまたトイレタイムに)
10分間読書的に読んで
しばし、本の世界を旅します

女房のひと言で
そんな仲間に
この「和菓子のアン」(坂木司)も加わりました

予備知識がないまま読むと
どうやら(ファンのかたには、すみません)
ミステリーのジャンルらしいのですね
なんとなく、ほわーんとしたキャラ(アンちゃん)が登場して
採用された、デパ地下の和菓子屋さんで繰り広げられる
店員目線の日常をたのしくおかしく見せてくれます

お客様とのやりとり
店長や先輩たちや
ほかの店の人との交流
和菓子の世界を知るたのしさ、などなど
そんな毎日の中に
かずかずの謎が、わきあがるのですが
それを解いていく筋立てが
ミステリーとして成り立たせているようです

さて、惹かれた場面は二か所
(以下、引用)

その一
〜先輩の菓子職人の師匠の言葉
「知識なんざ、あとでどうにでもなる。でも愛嬌と説得力だけは勉強して身につくもんじゃないからな。ここに飽きたら、いつでもうちに来な。姉ちゃんなら、久助を食い放題にしてやるからよ」

〜こういうことばは、ひびくんだよなあ

その二
〜お父さんとお兄さんは、パクっと食べちゃうんだけど、お母さんと、ゆっくり味わう場面
「まあまあ、せっかくだから私たちは分けっこして全部味を見ましょうよ」
まずは『青竹』。ふんわりとした薯蕷(じょうよ)饅頭の生地は、純白の雪のイメージ。そして端にそっと描かれた竹のモチーフは、鮮やかな緑。降り積もる雪の中、それでも生き生きとした緑が新年の息吹を感じさせる一品だ。
「ふわふわで、おいしいわねえ」
お母さんの言葉に、私はこくこくとうなづく。細かい気泡を抱え込んだ生地はどこまでも軽く、そして中の餡(あん)は少しだけ塩の効いた粒あんになっていて、その組み合わせが絶妙だ。
「じゃあ、今度はこれね!」

〜このあと、もう二種類の食感が続くところと、お母さんとの会話もいいのですが省略

こういう食べ方ができるようになると

和菓子屋さんに通いたくなるかもねえ






posted by ogawan at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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